相変わらずイタリア人の車で仕事場まで向かっている。陽気で笑える。だけどあまり俺からは話せていない。仕事中イタリア人のジェシカと深い話をした。彼氏と一年付き合っているけどオーストラリアへ来た為に五ヶ月しか会えてないから、彼のパーソナルが分からないらしい。ジェシカは性格だけで好きになるくらい良い奴。ヨガをするらしい。今色々考え過ぎて頭がパンクしそうだからヨガをして脳をフレッシュしたいと言っていた。俺が今考えてることを聞かれたので、未来について考えてる、親父の体調が芳しくない、そんな様な事を話した。ジェシカはオーストラリア滞在中に親父が癌になったらしい。何も答えられなくて、なんだか悲しくなった。ジェシカは今週末タダでエミネムのライブへ行くらしい。踊ってリフレッシュして欲しい。

昨日夜フランクオーシャンのファーストアルバムを垂れ流していると、埼玉で生活していた時の事やオーストラリア直前の出来事を思い出した。揉め事が多かった。埼玉で会社の上司にあたる人と揉めた時はオフィスで叫んでしまった。あの時俺は間違ってたのかな？そんな自問自答を繰り返していた。間違っていようが無かろうが時間は戻らない。そんな着地点だった。アルバムを聴き終える頃、身体の疲れが襲ってきてそのまま落ちた。深い睡眠だった。

昨日にかけてシャロウビーチに行ってきた。シャロウビーチが正確な名前かわからない。車にエドワールドとジェイコブを乗っけて、俺含め日本人3人でエメラルドから二時間程走らせた所にあるシャロウビーチへ。道中ガンジャが三本回ってきたので退屈さを感じなかった。到着すると、フランス人の25歳通称ソウスケがマリックと新しくバッパーに来たクリスティーンを乗せて先に到着していた。後述するけど、ソウスケはこの日延々と滑っていた。クリスティーンに良いところを見せたいんだと思う。他のメンツも別の場所にいる、というソウスケの誘導により10人位で荷物を抱えて歩いた。美しく静かな海辺だった。釣り人と家族連れでそこそこの賑わいがあった。歩いていると先に着いていたバッパーのイギリス組がいて、皆をソウスケが先導し歩いた。岩場を乗り越え鳥取砂丘みたいな砂漠地域を延々と歩いた。辺りに誰もいないビーチに出ると、チェレスやセブ達を見つけ合流した。風がとても強い。荷物を降ろすと疲れがドッと出た。こんな遠いとは。海に入る気にはなれなかった。外人さんは疎らに海に突入していく。俺はビーチでバレーをしていた。すると先にいたチェレス達は風が強いからと車に戻っていった。イギリス組も戻っていく。俺らはせっかく来たからと遊んでいると、次第に海が満ちてきていた。ソウスケが車とこちらへの二往復目で俺らに車へ戻るよう告げる。また大きな荷物を抱えて戻る。ソウスケは二往復目は車で来ていたので車に荷物を乗せれるかなと思っていたらクリスティーンだけ乗せ行ってしまった。そういったソウスケの単独行動が目立つ日だった。その後皆んなでしょうがないからガンジャでも吸うか〜って円になってチルしてると、誰かが火を起こし始め結果キャンプファイヤーした。楽しかった。後に警察がやってきてお開きになった。各自身分証を提出し、何とも言えない気分で寝袋に入って寝た。

朝日で目が覚め、周りにはテントを張っていたイタリア人達やセブ達が横にいた。清々しい気分で車で戻り、今ブログを書いている。以上です。

ファームジョブはとりあえずやる事は分かったので大分楽になってきた。イタリア人の車で俺以外イタリア人という様相。皆ジェントルマンだし女の子は可愛い。というか露出が多いので目線に気を使う。それが一番疲れるかもしれない。

バッパーは新しい人が何人か入れ替わったものの俄然ヨーロピアンが幅を利かせている。その中で仲良くできる人は半分位かも。最近仲良くなったジャーマンのジェフリーは笑顔が可愛いナイスガイで、クラブミュージックが好き。足にターンテーブルのtattooが入っている。好きなBPMは130らしい。俺は128だと言った。以前離れの平家で電球に帽子を被せ大音量でクラブミュージックを流していた。レイブケイブといって部屋の電気を暗くしてクラブみたいな部屋にする事を言うらしい。アデレードの友達が教えてくれた。教えて貰った後、俺は密かに次パーティを打つことがあればレイブケイブって名前にしようと思った。

バッパーの誰かが育ててるガンジャ。