ハミルトンのクラックハウスを出て、電車を使ってコフスハーバーまで行った。

俺らはミックから貰った100ドルあったので、インターネットから特急行を予約しようとしたけど出来ない。駅員さんに聞いて、色々と手を尽くしてくれたけど予約がtoo lateだから値段が上がってしまうと言う。二人で90ドルくらい。なんやかんやそのお金も払うことなくコフスハーバーへ着いた。まじでお金がないからサグイ生き方しかできない。タフな生活をしてるなと思った。コフスハーバーへ着いたのが夜12時？そっから歩いてビーチ沿いの公園に行き厚着して寝た。朝寒さで起きる。ツレは寝てるので公園の中をウロウロしたあとビーチへ行った。海に沈む太陽ではなく、海から登る太陽なんだなと思った。それが今朝。今はマックで充電しながら次の行動を話している。

ハミルトンでアンザック軍が敵軍とバトルした跡地を見に行った。タグが凄い書かれていた。ミックとピットブルのベラという犬とツレと一緒に行ったな。その間、歩いていると気づく街並みはとても美しく、ビーチではサーフィンをする人達がいてチルイ雰囲気。めちゃくちゃでかいスケボーパークがあったっけ。国がスケボーパークを作ったらしい。スケボーパークへ行く道中ガンジャの匂いが漂っていた。

ハミルトンの駅前にはない雰囲気というか、ハミルトンの中に入るとヘロインとアンフェタミンが蔓延していて、ヘロインでホルモンバランスが崩れ顔にデキモノが出来た外人さんがウロウロしていた。そういえばミックとキリーとスコットが住んでいる団地が半端なかったな。夜女が入り口でスコットに私のアイス全部使ったでしょ！と叫んでいたり、朝違う女が扉の前でカモンSEX partyをしよう！とか言ってきたりテリーとかいう小物っぽいアル中がミックにくそ怒られていたり、その後テリーに捕まって金せびられたり、ドラッグを買いにきたおっさんとテリーに連れられたカジノで会ってヘロインやるか聞かれたりなんだかカオスだった。テリーにはむちゃくちゃキレそうだったから途中からガン飛ばし続けたら気弱になって気を使ってきた。

スラムとの境界線は川で、それを隔てて向こう側は結構品のある人が多かった。こっち側にはアボリジニーがチョロチョロいて、アボリジニーのステファンにガンジャ貰ったっけ。日本人は好かれている印象だけど、日本人に会って話したのは皆んな初めてらしい。キリーはマジの日本刀を見せてきた。キリー曰く、武器なら全部持ってるという。拳銃も持ってるっぽい。アメリカの古い風習に靴を片方電線に乗せて、その下をディール場所にする習わし？があるとツレが言っていたけど、団地周りには無かった。一度見てみたい。

今からキャラバンに向かいます。