金の事を、一先ず置いといて行動していた為に本当に金が無いことに気づく。

残り135ドル。まじヤベー。

とりあえずアデレードでその日一番安い宿へ。

仕事と住む場所を見つけなければ…英語が使えないから肉体労働だと思いファームに狙い定めて動こうと決めた。セカンドも欲しいしね。

先人達のブログを読んで、アデレードインフォメーションに行けばなんとかなるかも、と思い行く。

確かに親身になってくれるし、優しい。ただお客が多すぎて、対応に追われている。インフォメーションの中のインターネットでWWOOFも一通り見たけど、英語だし電話できんから、こりゃキツイわとインフォメーションを後にした。

これはまじでマズイな〜帰る金もないし…ちょっとヤケになりHUBでハイネケンの大きいサイズを飲む。こりゃ人に聞きまくるしかねぇな。

宿の受付の恰幅のいい姉さんに聞く。というよりも甘えてみる。マウントバーカーがいいかもと言われた。長い時間をかけて色々と調べてくれて、なおかつ紹介所の番号もメモってくれた。thank you。

バックパッカーINNで仲良くなった日本人に今の状況を聞いてみた。いつのまにか宿から居なくなっていた彼は飛行機でメルボルンへ行ったらしい。とりあえずTFNを所得してみたら？ということで、my GOVへ向かう。無事完了。政府系の人や銀行マンは優しい。ボーダフォンのインド系の姉さんが一番優しかったけどね。

そこから、元々オーストラリアに住んでるイケてる後輩に電話。最初から彼を頼ってそっちの州に行ってもよかったけど、それは甘いかもとやめた。

彼が言うには、キャラバンが一番安いらしい。キャラバンパークに住みながら仕事でファーム、俺の目標は決まった。

そんなこんなで汚い宿で、汚い布団で寒さに耐えながら寝た。日本での20歳以降の生活が俺をタフにしていた。